記事の中に関連リンクを置くとき、リンクの文字を「こちら」で済ませてしまう。悪気があってそうしているわけではなく、ほかに書きようがなくて手が止まった結果だと思います。

どのページとどのページを結ぶかという構造の話は、別記事『トピッククラスターの作り方|内部リンク設計6ステップで解説【図解つき】』で扱いました。この記事はその一歩先、リンクに実際に埋め込む言葉をどう決めるかに絞ります。

読み終えたときには、目の前のリンクに何と書くかを、その場で判断できる状態になっているはずです。図解と会話をはさみながら進めます。

こんなふうに調べていませんか

  • 「アンカーテキスト 書き方」で検索して、判断の基準を探している
  • 記事の中のリンクが、全部「こちら」になってしまっている
  • 記事タイトルをそのまま貼ると文が不自然になり、どうすべきか迷っている

この記事を読み終えたときに手に入るもの

  • リンクに置く言葉を、迷わずその場で決められるようになります
  • 公式に確認できることと、推測にとどまることを切り分けられます
  • 点検で機械に任せる範囲と、人が読む範囲が決まります

結論30秒でわかる、この記事の結論

  • アンカーテキストとは、リンクの中で読者に見えている文字のことです。 その文字が短い説明文の役割を持ちます。
  • Google公式ガイドが挙げる条件は、説明的・簡潔・リンク元とリンク先の両方に関連していること。「こちら」のような汎用の言い回しは避けるよう明示されています。
  • 生成AIの側については、アンカーテキストへの言及そのものが公式文書に見当たりません。確認できることと推測は分けて扱います。
リンクの言葉を変えると、3つが変わります「こちら」をやめるところから始めましょうリンクの言葉を変えると、3つが変わります読む人開く前に中身が分かる戻ってくる手間が減る検索する側飛び先の内容が伝わる公式が理由として挙げている運用する人あとから点検できる言い方がそろってくる鈴木さん「こちら」をやめるところから始めましょう
リンクの言葉を変えると、3つが変わります — 「こちら」をやめるところから始めましょう

この記事では、ある会社のマーケティング部の2人と、専門家の会話をはさみながら進めます。あなたに近い立場の人の質問から読んでいただいて構いません。

  • 若葉さん(Web担当2年目)— 「そもそも、それって何ですか?」を聞く役
  • 高梨課長(マーケ課長)— 「誰が、どれくらいの手間でやるんですか?」を聞く役
  • 鈴木さん(AIO/SEOの専門家・本誌監修)— 答える役

01そもそもアンカーテキストって、AI対策としてどこの文字のことですか?

若葉さん
若葉さんの発言

記事の中でリンクを貼るとき、いつも「詳しくはこちら」と書いています。これ、よくないと聞いたのですが、どこが問題なんでしょうか。

鈴木さん
鈴木さんの発言

いい質問です。リンクの文字は、飛び先を説明する短い一文だと考えてみてください。そう考えると、「こちら」では何も説明していないことになりますよね。

アンカーテキストは、HTMLの <a> 要素が持つテキスト部分を指す言葉です。下線や色が付いていて、クリックできると見て分かるようになっている場合がほとんどです。

つまり、読者が実際に目にしている文字そのものです。

本棚の背表紙にたとえると、こうなります抜き出す前に中身が分かるかどうかの話です本棚の背表紙にたとえると、こうなります抜き出す前に中身が分かるかどうかの話です本棚でいうとリンクでいうと棚に並んでいる背画面に見えている文字背に刷られた題名飛び先を表す言葉「その他」とだけある背「こちら」というリンク背を見て、抜くか決める文字を見て、開くか決める
本棚の背表紙にたとえると、こうなります — 抜き出す前に中身が分かるかどうかの話です

本棚を思い浮かべると、感覚がつかめるはずです。背表紙に題名が書いてあるから、抜き出す前に中身の見当がつきます。もし背表紙が全部「その他」だったら、一冊ずつ引き出して確かめるしかありません。

この章のまとめ

アンカーテキストは、リンクの中で読者に見えている文字です。開く前の判断材料になっている、と考えると扱いが変わります。

02良いアンカーテキストの3条件は、AI検索対策として何が違うんですか?

Google公式ガイド「リンクのベストプラクティス」は、良いアンカーテキストの条件を3つ示しています。説明的であること、簡潔であること、リンク元とリンク先の両方に関連していることです。

条件中身
説明的その文字だけで、飛び先に何があるかが伝わる
簡潔一文まるごとではなく、要点になる語句に絞る
双方向の関連性リンク元の文脈にも、リンク先の内容にも合っている
同じリンクでも、置き方でここまで違う条件を覚えるより、位置で見るほうが速いです同じリンクでも、置き方でここまで違う条件を覚えるより、位置で見るほうが速いです主題だけを置いた言葉文の中に置きやすい形です題名をそのまま置く一覧として並べるときの形です「こちら」「この記事」開くまで行き先が分かりません語を並べ立てた言い回し読みにくいうえに伝わりません上ほど飛び先と合っている右へ行くほど言葉が長い
同じリンクでも、置き方でここまで違う — 条件を覚えるより、位置で見るほうが速いです

同じガイドは、「Click here」「Read more」のような汎用的な表現や、キーワードを詰め込んだ不自然な言い回しを避けるようにも求めています。この2つは、方向が逆に見えて原因が同じです。どちらも、読み手のことより書き手の都合を優先した結果として起きます。

なお、リンクそのものがクローラーに辿られる構造になっているかどうかは、言葉選びとは別の話です。この前提条件は別記事『サイト構造とクローラビリティ|AIに読まれる7つの手順【図解でわかる】』で扱っています。

この章のまとめ

条件は、説明的・簡潔・両方に関連の3つ。避けたいのは汎用の言い回しと、語の詰め込みです。

03内部リンクのアンカーテキスト設計は、AIOでどこまで効くと確認できますか?

先に結論を書きます。Google検索については、公式に確認できます。生成AIの回答については、名指しの記述が見当たりません。

Google公式ガイド「リンクのベストプラクティス」は、アンカーテキストの質について明確に説明しています。質が上がるほど、Googleがリンク先ページの内容を理解しやすくなる、という説明です。

同じ趣旨は「SEOスターターガイド」にも書かれています。アンカーテキストは、読者とGoogleの両方にリンク先の内容を伝える、という書き方です。独立した2つのガイドが同じことを述べている点は、この原則の確からしさを支えています。

分かっていることは、ここまでですつなぎ合わせた話を、事実として渡さないために分かっていることは、ここまでですつなぎ合わせた話を、事実として渡さないために公式に書かれている飛び先の理解を助けると明記独立した2冊が同じ趣旨を書く読者にも同じ情報が伝わる根拠として社内に出せる部分つなぎ合わせた推測まとめ回答の引用先選びに効くのか効くとしてどの程度なのか名指しの記述は見当たらない
分かっていることは、ここまでです — つなぎ合わせた話を、事実として渡さないために

問題は、この「理解を助ける」という働きが、生成AIの機能にもそのまま当てはまるかどうかです。

Google公式の生成AI最適化ガイドは、AI OverviewsとAI ModeのRAG(検索拡張生成)について説明しています。コアとなるSearchランキングシステムに依存して、関連ページを取得する仕組みです。別の公式ページ「AI機能とサイト」も同じ立場で、AI機能に対して通常のSearchと同じSEOの基礎的なベストプラクティスを適用してよいと述べています。

ただし、アンカーテキストという要素そのものが引用先の選定に使われる、と名指しで説明した公式情報は見当たりません。コアランキングシステム経由で間接的に効いている可能性はありますが、これは複数の公式情報をつなぎ合わせた推測です。

この章のまとめ

Google検索については確認できます。生成AIの回答については、つなぎ合わせた推測にとどまります。

04ChatGPTやClaudeは、LLMOでアンカーテキストを見ているんですか?

若葉さん
若葉さんの発言

ChatGPTやClaudeの側は、リンクの文字を読んでいるんでしょうか。

鈴木さん
鈴木さんの発言

そこは正直に言うと、公式文書に書かれていません。書いてあるのは、引用がどう組み立てられるかまでです。順番に見てみましょう。

OpenAIの公式ドキュメントは、引用の構成要素を説明しています。URL・タイトル・本文中の引用位置(start_index・end_index)をもとに構成される、という説明です。

Anthropicの公式ドキュメントも、引用の構成要素をURL・タイトル・引用範囲(最大150字)と説明しています。

引用が組み立てられるまでの4段階公式文書が説明しているのは、この範囲までです引用が組み立てられるまでの4段階公式文書が説明しているのは、この範囲までです1ページを拾う探すところは検索側の仕事2住所と題名を取る引用に必ず付いてくる情報3一部を切り出すどこからどこまでかを記録4答えに添える読者が元をたどれる形にする
引用が組み立てられるまでの4段階 — 公式文書が説明しているのは、この範囲までです

どちらの文書にも、アンカーテキストや内部リンクの構造への言及はありません。整理すると、次のようになります。

検索エンジン公式ドキュメントの記述アンカーテキストとの関係
Google検索(コア)アンカーテキストが良いほど、リンク先ページの理解を助けると明記確認できる(独立した2つのガイドが同趣旨)
Google AI Overviews/AI ModeコアSearchランキングシステムに依存してページを取得すると明記コア経由の間接関与は推測できるが、名指しの言及はない
ChatGPT Search(OpenAI)引用はURL・タイトル・引用位置で構成されると説明アンカーテキストへの言及なし
Claude Web Search(Anthropic)引用はURL・タイトル・引用範囲で構成されると説明アンカーテキストへの言及なし

この不確実性を踏まえると、アンカーテキストは「AI検索に直接効くタグ」ではなく、飛び先の内容を人にもクローラーにも誤解なく伝える短い説明文と捉えるのが実務上は妥当です。文の一部を抜き出しても意味が壊れない性質については、別記事『クォータビリティとは?引用されやすい文の3条件がわかる【図解つき】』が近い話を扱っています。

この章のまとめ

両社の公式文書に、アンカーテキストの記述はありません。書かれているのは、引用が何で組み立てられるかまでです。

05アンカーテキストの5つの型は、AI検索最適化でどう使い分けるんですか?

書き方には典型的な型があります。ここでは5つに整理し、向いている場面と注意点を並べます。

中身向いている場面注意点
完全一致型記事タイトルをそのまま使う関連記事欄・体系的な参照文中に組み込むと不自然になりやすい
主題語句型タイトルの核となる名詞句だけを使う本文中の自然な言及短すぎると別の記事と紛らわしくなる
疑問文型読者の疑問をそのまま文言にする質問と答えの形をとる文脈使いすぎると冗長になる
文脈埋め込み型自然文の一部として飛び先を説明する説明文の中での参照要約を誤ると読者を誤解させる
汎用語型(避ける)こちら/詳しくはこちら使わない公式ガイドが避けるよう求めている
選ぶ基準は、置き場所ひとつです型の名前を覚えなくても、これで決まります選ぶ基準は、置き場所ひとつです型の名前を覚えなくても、これで決まります文の途中に置くとき主題だけを取り出した言い方説明の一部として組み込む形読みやすさを先に取る文の外に並べるとき題名をそのまま置く一覧として横に並べる形取り違えを防ぐことを先に取る
選ぶ基準は、置き場所ひとつです — 型の名前を覚えなくても、これで決まります

迷ったときの決め手は、その言葉をどこに置くかです。文の途中なら、読みやすさが優先されます。記事の末尾に一覧として並べるなら、取り違えを防ぐほうが優先されます。実務では、関連記事欄は完全一致型、本文中の言及は主題語句型や文脈埋め込み型、という使い分けが一般的です。

この章のまとめ

型は5つありますが、選ぶ基準はひとつです。文の中に置くのか、文の外に置くのかで決まります。

06内部リンクのアンカーテキスト設計の手順は、AIOでどう進めるんですか?

高梨課長
高梨課長の発言

手順として決めておきたいのですが、1本のリンクにどれくらい手をかけるものでしょうか。専任は置けません。

鈴木さん
鈴木さんの発言

手をかけるのは最初だけです。判断の順番を決めてしまえば、あとは順に見ていくだけになります。新しい道具も要りません。

自分に投げかける問いの順番覚えるのは手順ではなく、問いのほうです自分に投げかける問いの順番覚えるのは手順ではなく、問いのほうです1この飛び先は、ひとことで言うと何か先に答えを持ってから書きはじめます2その答えの中心にある名詞はどれか取り出すのは、その部分だけです3前後の文と、なめらかにつながるか助詞と語順で読み心地が変わります4この言葉だけで、行き先が分かるか分からなければ、書き直しの合図です5同じ相手を、前と同じ呼び方で呼んだか呼び方のゆれは、あとで効いてきます6読み直して、意味がずれていないかここだけは人が読んで確かめます鈴木さん最後のひとつだけ、機械に任せられないところが残ります
自分に投げかける問いの順番 — 覚えるのは手順ではなく、問いのほうです

実際に書くときの手順は、次の6つです。

  1. リンク先ページの結論を一言で確認する — 飛び先が何を伝える記事かを、自分の言葉で言えるようにします
  2. 核となる名詞句を抜き出す — その一言から、タイトルまたはその主部にあたる名詞句を取り出します
  3. 文脈に自然につながる形で埋め込む — 直前・直後の文とのつながりを見て、語順や助詞を調整します
  4. 汎用語になっていないかその場で確認する — 「こちら」「詳しくはこちら」「この記事」になっていないかを見ます
  5. 同じリンク先への表記のゆれを統一する — 同じページに複数回ふれる場合、型が混ざっていないかを確認します
  6. 公開前に、意味が一致しているかを読み直す — 表記の整合は機械で確認できますが、意味の整合は人が読む必要があります

最後のひとつだけ、性質が違います。機械に任せられない工程がここに1つ残ることを、あらかじめ工数に入れておいてください。

この章のまとめ

手順は6つ。5つ目までは機械の助けを借りられますが、6つ目は人が読んで確かめる工程です。

07「こちら」が残っている内部リンクは、AI対策としてどう見つけるんですか?

新しく書く記事だけでなく、すでに公開している記事にも点検が要ります。ここで効くのが、書き換えの前後を並べて見る方法です。

並べてみると、直す場所が見えます抜き出して横に置くだけで、判断がつきます並べてみると、直す場所が見えます抜き出して横に置くだけで、判断がつきます行き先の分からない形詳しくはこちらこの記事もどうぞ続きを読む行き先が分かる形内部リンクの設計手順アンカーテキストの5つの型引用されやすい文の条件若葉さんこうして横に並べると、直すところが自分でも分かりますね
並べてみると、直す場所が見えます — 抜き出して横に置くだけで、判断がつきます

見つけ方は、点検の軸を2つに分けると整理できます。リンク先が実在するかどうかの確認と、言葉が汎用語になっていないかの確認は、別のものです。

前者は、飛び先があるかどうかを見るだけなので、機械で洗い出せます。後者は、その言葉が飛び先を説明できているかという意味の判断なので、人が読まないと決まりません。同じ「点検」という言葉でひとまとめにすると、片方だけを回して安心してしまいます。

この章のまとめ

点検の軸は2つあります。実在の確認は機械に任せられますが、言葉の妥当性は人が読んで決めます。

08記事が増えたあとの内部リンク運用は、AI検索最適化で何が変わるんですか?

高梨課長
高梨課長の発言

記事が増えてきたら、1本ずつ判断していくのは難しくなりますよね。そのときは何を変えることになりますか。

鈴木さん
鈴木さんの発言

判断の置き場所が変わります。その場の判断から、あらかじめ決めたルールへ移すイメージです。ただ、移せない部分も残ります。

本数が少ないうちは、この記事の手順を1本ずつ手で当てはめるだけで足ります。増えてくると、書き手ごとの言い回しの違いが積み上がっていきます。

対処のひとつが、本文中で他記事のタイトルを二重かぎ括弧で参照したら、公開時にその文字列を自動でリンクに変える仕組みです。この形なら、アンカーテキストは常にリンク先記事のタイトル(またはその主部)と一致します。

判断の置き場所は、規模とともに動く移せる部分と、移せない部分があります判断の置き場所は、規模とともに動く移せる部分と、移せない部分がありますはじめのころその場で決める書きながら判断できる量です増えてきたころ呼び方をそろえる同じ相手を同じ言い方で呼ぶ決めごとを置きます増えたあと機械と人で分ける行き先の確認は機械、意味の確認は人が読みます
判断の置き場所は、規模とともに動く — 移せる部分と、移せない部分があります

長所は、文脈上不自然にならない限り、リンクの言葉が飛び先を過不足なく説明する文字列になることです。限界は、決まった言い回ししか使えないため、文脈に合わせた自然な言い換えの余地が小さいことです。

既存のリンクの改善案そのものをAIに考えさせたい場合は、別記事『内部リンク改善案をAIに設計させる実践プロンプト集保存版』が手順を扱っています。

この章のまとめ

規模が変わると、判断の置き場所が変わります。ルールで揃えられる部分と、人が読む部分を先に分けておいてください。

09アンカーテキスト設計でやりがちな遠回りは、AI検索のどこに出ますか?

遠回りになりやすい進め方どれも「片方だけ」を整えたときに起きます遠回りになりやすい進め方どれも「片方だけ」を整えたときに起きます文の中でも題名でそろえようとする読みにくい文が増えていきますリンクの言葉に語を並べ立てる公式ガイドが避けるよう求めています言葉だけ整えて、行き先を見ない整っていても、たどり着けなければ意味がありません置き場所に合わせて言い方を選ぶ迷ったら、開く前に何が分かるかで決めます
遠回りになりやすい進め方 — どれも「片方だけ」を整えたときに起きます

よく見かける遠回りは3つあります。

1つめは、すべてを完全一致型でそろえようとすることです。文脈上どうしても不自然になる箇所まで記事タイトルをそのまま使うと、読みにくい文が増えます。例外的に主題語句型へ切り替える判断も要ります。

2つめは、リンクの言葉にキーワードを詰め込みすぎることです。公式ガイドは、キーワードを無理に詰め込んだ不自然な言い回しを避けるよう求めています。自然に読める語順を優先してください。

3つめは、言葉だけ整えて、リンク切れを放置することです。表記が整っていても、飛び先が実在しなければ読者にとってもクローラーにとっても意味がありません。公開前の確認は外せない工程です。

見出しや結論文そのものの設計については、別記事『AIOに強い記事構成の書き方|見出しと文章3つのコツ【図解】』で扱っています。

この章のまとめ

遠回りはどれも「片方だけを整える」形で起きます。言葉と行き先は、いつも一組で見てください。

10よくある質問

アンカーテキストは何文字くらいが目安ですか?

Google公式ガイドは、具体的な文字数の上限を明示していません。目安としては、一文まるごとではなく、飛び先の内容を説明できる範囲の語句に絞ることが推奨されています。長さより、その言葉だけで中身が伝わるかどうかで判断してください。

内部リンクと外部リンクで、アンカーテキストの考え方は違いますか?

説明的・簡潔・関連性という基本条件は共通です。用途は異なり、内部リンクはサイト内のテーマ同士のつながりを伝える目的で、外部リンクは情報源の引用や信頼性の裏づけを示す目的で使われます。

記事タイトルをそのままアンカーテキストにしても、不自然になりませんか?

文脈によっては不自然になります。その場合は、タイトルの主部だけを使う主題語句型か、自然文に埋め込む文脈埋め込み型への切り替えを検討してください。文の外に並べるときは、完全一致型のままで問題ありません。

アンカーテキストを工夫すると、AI検索に引用されやすくなりますか?

Google検索については、アンカーテキストがリンク先ページの理解を助けると公式に確認できます。ChatGPT SearchやClaudeについては、引用の選定に使われるという公式な言及が見当たりません。引用を保証する工夫ではなく、飛び先を正しく伝える設計として位置づけるのが妥当です。

「こちら」を使ってはいけない理由を教えてください

「こちら」という文字だけでは、飛び先に何があるかが伝わらないためです。Google公式ガイドも、こうした汎用的な表現を避けるよう明示しています。読者は開く前に判断できず、機械の側も飛び先との関係を読み取れません。

11まとめ|今日やる3つのこと

アンカーテキストの条件は、説明的・簡潔・リンク元とリンク先の両方に関連していることの3つです。この基準は、検索がAI化した現在も変わっていません。

一方で、生成AIの回答については、アンカーテキストへの言及そのものが公式文書に見当たりません。分かっていることと分かっていないことを分けたうえで、確認できている場所から手を入れてください。

今日この順でやります

  1. 自分の記事から「こちら」を探す

    まず1本、書き換える対象を決めます

  2. 飛び先の要点を一言にする

    その一言から名詞句を取り出します

  3. 前後の文とつなげて読み直す

    意味がずれていないかは、人が読んで確かめます

AI検索では、こう聞かれています

  • アンカーテキストは何を書けばいいですか?「こちら」ではだめですか?

    「良いアンカーテキストの3条件は、AI検索対策として何が違うんですか?」の章に、公式ガイドの条件があります

  • 内部リンクのアンカーテキストに、記事タイトルをそのまま使ってもいいですか?

    「アンカーテキストの5つの型は、AI検索最適化でどう使い分けるんですか?」の章で、置き場所ごとの選び方を示しています

  • アンカーテキストを工夫すると、AI検索に引用されやすくなりますか?

    「ChatGPTやClaudeは、LLMOでアンカーテキストを見ているんですか?」の章で、公式文書に何が書かれているかを整理しています

  • アンカーテキストは何文字くらいが目安ですか?

    「よくある質問」の1つ目で答えています

次に読むなら、この記事です